その発想はなかった

　新刊の感想目当てに孫サイトさんを回っていたのですが、やはり皆さん彰子さんピンチ問題について触れていらっしゃいました。ご、ごめんスルーして。私はそんなことより（オイ）昌浩の歪みフラグが気になって気になって仕方なかったんだよ……。
　で、ピンチを解決する方法（というか妄想）として、「昌浩が女装すりゃいいじゃん？」と意見を見かけまして。

　その発想はなかった。

　孫で二次をやっているというのに、なんでそこに考えがいたらなかったんだ自分ー！　くそー！　素直に展開予想してたからか！　妄想が入り込む余地を十分に残していた本編だったというのに、何故私はクソ真面目に「彰子さん以外の人になんか幻術みたいなものをかけときゃいいんじゃね？」とか考えているんだコンチクショー！　腐女子として失格だ！　バカバカ！

孫新刊

　発売されましたね。新章です。最近の孫は敵方のバックグラウンドを描きたいのか、そのせいで展開が冗長だなーと感じているのですが、今度はどうなるんでしょうね。また長くなりそうですね。
　まあ、キャラが増えるとその分文章も展開も多くなるから仕方ないのかな。U城先生はよくあれだけいっぱい動かせるなーと、その点は感心しています。でもあれだよね、基本的に話の場所が定点で、好きキャラが多いから皆動かそうとして、だからキャラが増えまくる一方なんだよねー。生き返る人もいるし。ま、あれは最初からの予定っぽいけど。

　たまにはすぱっと味方側を切り捨てちゃえばいいのにな。
　（冲方先生みたいにさ）

　……キャラが多い、というとこからまた土塚てんてーに思考が繋がっちゃった。マンセーぽいけど思いついちゃったので言わせてもらいます。孫よりよっぽど登場人物の多いマテパですが、それぞれがしっかりキャラが立っていますし、土塚先生はしっかりそれらを動かしている。しかも初回からラストに向かっての整合性が取れている。本当すごいよ。
　つくづく土塚信者だな自分。うわあキモイ。孫信者の人不快になったらごめんなさい。

（以下孫ならびにＵ城先生信者の人は読まないでね）
　私孫で二次してても、Ｕ城先生のファンでもないし、実は孫という作品を本当に愛しているわけでもないのです。私が孫の何が気に入ってるかって、それは全て紅蓮と昌浩という二人の人間（かたっぽ違うけど）の関係性なのですよ。作品そのもので見た場合、孫ってあんまり面白くな（ゲフンゲフン）
（終了）

　……さて、新刊では彰子さんがびみょーにピーンチだったりするわけですが、私は特に彰子さんが好きってわけでもないので（嫌いでもないけど）、スルーさせて頂きます。ちなみにサイトの二次創作物でも常にスルーされてますね彰子さん。ごめんなさい。君私の書きやすいタイプのおなごではないのよ。それにさ、君がいると紅昌にならないから……。
　ええと何が言いたかったんだっけ。そうそう。昌浩にフラグが立ったってことを言おうと思っていたのだ。
　「フラグ」と言っても、別に恋愛フラグのこととかではないですよ。ではなんと言えばいいのかというと、私の中ではまだ適切な言葉が見つからない。誰かいい単語考えてくれ。

　つよくなりたい、と願う昌浩。その思いのあまり、彼が暴走するか、そこを敵に突かれるか、という展開が待っているんじゃないかな。
　今まで昌浩も着実に成長していたわけですが、彼はあまり揺らぐということがなかった。ぐっさんも言っていたとおり、昌浩はまっすぐだったわけです。
　それが珂神編で人に術を撃ったことにより、揺らいでしまった。「肝が据わった」とか言われてますが、まあそれも一理あるでしょう。ですが、彼は人に術を撃つことを状況によって許しても、あくまで忌避しようと考えている。そのためには、早く、急いで、つよくならなくてはならない。
　新章では、昌浩に歪みが生じるんじゃないでしょうか。

　にしてもねー、早死にフラグも立ってるから、急がなきゃならないのもわかるんだけど。あと４年くらいしたらじい様が死ぬから、その４年のうちに水準まで達しなきゃいけないんだけども。時代を考えればそれくらいの早さでの成長を求められるのもわかるんだけど。
　ついにここにきてツケが回ってきたか……。（はあーあ）

　でも綾羅はドＳなので、かわいそうな目にあう昌浩を今から妄想してハアハアしておきますね。うふふふふ。

そういや

　なんか、あの、現代パロで、
　ぐっさんと昌浩が、　お風呂に　なかよく　入ったそうですね。

　……こ、公式に勝る萌えはないなあ……！！
　釣られないクマー！　と叫んでみても簡単に釣られちゃう腐の悲しさよ。

　でも公式で「一緒にお風呂」をやってくれたおかげで、二次でそれをやることへの罪悪感がなくなったんだぜ。へっへっへ。いちゃいちゃさせてやる。これでもかというくらいいちゃいちゃさせてやるから待ってろよお二人さん。