ポポポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…
えっ ちょっ ええっ
も、元キング……
神回だったのに、神予告だったのに、
また予告ラストが全部持ってった……
ていうか遊星さんもヤバイのに どうなんのこれ
弓でも勝てない/(^o^)\
片手剣でも勝てない/(^o^)\
街壊される/(^o^)\
タイムアップする/(^o^)\
……作戦が悪いのかな……
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◆追記◆
倒した――――!!
やっぱり作戦が悪かったみたい。片手剣で足を攻撃して、シェンが街を攻撃しそうな時にダウンさせて攻撃キャンセルをしまくり、爆弾持ち込んでばかすかやってたら勝てました!
しかも撃退じゃなくて討伐! イェッフゥ――!
ネコートさんからのヒプノック狩猟もなんなくこなし、村上位クエ5つくらいこなしました。
けど、そろそろ進めてない集会所クエもクリアして、集会所の上位もいかんとなあ。
そのキークエには、5回も挑んだのに全てタイムアップで惨敗していました。「どーやって倒すねん……」と弓を弄んでいたわたしは、泣き寝入りしてロコロコやパタポンやTF3やマイソロ2やったりしてました。ゲームしすぎ。
ですが何ヶ月も経てば流石にモチベーションも復活します。そんなわけで、GV出しちゃってルカたんとイリアがいなくなっちゃったわたしは、「ゼロスとジェイド育てんのめんどいー」とマイソロ2をほっぽってUMDを入れ替えたのです。
さて、ぼろ負けしていたキークエの名は、「4本の角」。
ディアブロスとディアブロス亜種の待ち受ける夜の砂漠です。
基本チキンなわたしは的がでかいと遠距離武器で攻める傾向にあります。このクエストに関してもそれは例外ではありませんでした。
ですが、弓では、どうしても、勝てない……! というわけで、駄目子でもある綾羅さんはグーグル先生に頼ったのでした。……しゃあないだろ。
その結果、片手なら睡眠ボマーでいけとの託宣。
睡眠ボマーなら得意です。なんたってキリン戦でさんざんやってるからね! 早速下位装備での最強睡眠武器ガノフィンスパイクをアイテムボックスから引き出し、大タル爆弾G調合のためのアイテムをポーチに詰め込み、オトモアイルーをサポートタイプのケイマちゃんに決めて、残雪残るポッケ村から旅立ちました。
月の砂漠をはるばると、旅のラクダがゆきました。……かどうかはわかりませんが、VSボス2匹クエなので雑魚モンはいません。(蜂以外は) 快適な夜だわー、と満天の星空を見上げ、地図上に自動マーキングされた2匹の動きを眺めます。「とりあえず近場のエリア7から攻めっかな」と決めて、わたしは井戸に飛び込みました。
そうしてやってきたエリア7にいたのは、ノーマルタイプのディアブロス。ふふふ、さんざん辛酸を舐めたおかげで行動パターンはわかりきっておるわい。
さくさくっと片手剣を振るい、あっという間に2回も睡眠ボマーを成功させました。なんという手際! しかし自画自賛していたその時、邪魔者が現れます。
ノーマルの白に対して真っ黒な暴れん坊、亜種くんです。
2体同時に相手なんて誰がするかい、と綾羅さんは「言われなくてもスタコラサッサだぜ~、オラじいさんどきなぁ!」とばかりにエリア3に逃げようとしました。
けどその時、ノーマルのディアブロスもエリア移動して9に移ります。慌てて方向転換して、エリア9前のエリア5に移動して様子を見ることにしました。
どうやらノーマルくんはぷんすかしたままなかなか落ち着かないようです。ケイマちゃんとだべりながら武器砥ぎや調合して時間を潰しました。そうこうしているうちにノーマルくんはテンションダウンしたらしく、アイコンが青になります。
再び片手剣を振りかぶりながら突入! ケイマちゃんもちゃんと笛を吹いて強化してくれたり回復してくれたり、オトリになってくれたりと大活躍です。ううっ。ありがとケイマちゃん、がんばってなつき度上げてあげるからね……!
なのにノーマルくんはちょっと小競り合いをした程度で5に移動してしまいました。もちろんこちらの士気は衰えていません。わたしは悪役っぽく笑いながら奴を追いかけ、ごすごすと奴に剣を振り下ろしました。
そして寝たところで大タル爆弾G設置! 爆破!
よっしゃノーマルとうばああああああつ!(15分以内!)
高らかに凱歌を上げつつ、死体に取り付いてぐさぐさナイフを刺します。無事剥ぎ終わった瞬間でした。エリアの遠くで砂の中からどばーんと黒い影が出てきます。亜種くんです。
ここでやってもよかったんですが、いかんせん爆弾の準備ができていない。遠すぎて気付かれていなかったようなので、わたしは戦略的撤退を選ぶと一旦9に移動し、再び調合。もっかい武器を砥いで……いたら。
目の前に、地中からどばーんと黒い物体が飛び出してきました。
「ちょ、おまwww早すぎwww」と真剣にビビりつつも、こちらのセッティングは完璧なので恐れるものは何もありません。たまーに尻尾ビンタくらいつつ、わたしは睡眠ボマーを2回成功させました。
これくらいになると、ディアも大分頭に来ているのかすぐに地面に出たり入ったりを繰り返します。弱ってきたかなー、と考えつつ、三度眠らせたので大タル爆弾Gを設置、爆破……しようとしたのです、が。
調合してたせいでちょっと時間がかかってたのかもしれない。爆破用のペイントボールを投げた、その瞬間にディアが起きました。
爆破自体は成功してます。けど睡眠中のダメージ3倍、がなくなっちゃったのは痛い……。
その後亜種くんはエリア5に逃亡。音爆弾を切らしたので調合し、追いかけます。
亜種は押し並べてノーマルより体力が高めに設定されてるので、どうかなーとは思いつつも、ここでシビレ罠を試してみましたが駄目でした。ちっ。
調合できるからいいものの、シビレ罠を一つ駄目にしてしまった恨みをこれでもか! と言わんばかりにぶつけていると、ディアが寝ました。おっしゃ! 大タル爆弾Gが切れたので普通の大タル爆弾を設置し、爆破……するのですが、奴さんまだ寝ません。
綾羅「しぶてえええ」
ケイマ「前見て前!」
イライラしてたら突進くらって体力がヤバいことになったので、慌てて距離とって回復薬グレートを飲みます。こ、ここで攻撃食らってたら落ちてた……。
けども運良く亜種くんは9に移動。おんやあ? 私はシビレ罠を作って、アイコンの様子を見てみました。
青になりましたが、アイコンは静止することなく動いています。うーん、寝ないなー。
仕方がないので突入。爆弾がそろそろ切れそうなのでこっちも必死です。バトるのですが、亜種はまた5にとんぼ返り。いい加減にしろよてめえ、とストーキングし、またバトル。すると彼女(ディアブロス亜種は全部メス)はまたまた9に移動しました。
綾羅「マジいい加減にしろよ!」
ケイマ「弱ってる証拠だニャー」
またまた、バトル。連続攻撃食らってピヨったリして冷や汗かきましたが、そろそろいっかなーとシビレ罠を設置し、相手の突進を誘いました。
――そして、ついに、捕獲!!
うわーいやったー! 自分おめ! これで上位いける! 新しい武器! 新しい防具!
30分以内に、「四本の角」クリアです!
さあ、次はシェンガオレンだ!
一記事あたり大体2000~4000文字くらいで上げたいと考えております。……切るとこが見つからなくて6000くらいいきそうなのもありますけど。
「短いくせに週一ってなんだよwww」というツッコミもおありでしょうが、わたしにはわたしの都合があります!(笑) すいません週一で!
この国の日差しは、大陸よりも優しい。
翳していた人差し指に、白い蝶が一匹、ひらひらととまる。驚かせないようにそっと指を下ろし、彼は抱いていた赤ん坊に蝶を見せた。
「セイ、ほら、蝶々だよ。可愛いね」
赤ん坊は黒い瞳をくりくりと輝かせた。好奇心そのままに、包まれている袿の中から手を伸ばす。慌てて彼が蝶を放すと、すぐに眉を寄せて不満そうな声を上げた。
「駄目だよ、潰れちゃうから」
諭しても赤子に理解できるはずもない。じたばたと腕を振り回す赤ん坊を揺すって宥めながら、彼はため息をついた。
「あうー」
「はいはい、困ったな……」
初めての子守だから、勝手がわからない。早く戻ってこないかなあ、と半泣きになりながらあやし続けていると、背後から優しげな声がかかった。
「――尾花」
「あ」
振り返る。とても大好きな人がそこにいて、幸せそうに笑っている。
頬がひとりでに熱くなるのを感じながら、彼はその人の名を呼んだ。
「おかえりなさい、――……」
◆◆◆
そこで、目が覚めた。
そろそろと、詰めていた息を吐き出す。両手で顔を覆い、眼底に強く力を込める。何度も見た夢、何回も繰り返す結末。定められた終わり。
また名を呼べなかった。
わかっている。彼は何十年も前に死んだのだ。島国を転々としている間に流れた年月は長すぎて、死に目には会えずじまいだった。彼はただの人間で、ずっと早くに死ぬことなどわかりきっていたはずなのに。
でも、せめて、彼の最期くらいついていてやりたかった。
夢の中でくらい、名前を呼びたかった。
嗚咽を無理やり飲み込む。喉が痛み――彼はふと、認識した。
周囲に点在するいくつもの神気を。
「――――!!」
零れ出ていた涙を拭うことも忘れ、跳ね起きる。自分の置かれた状況にやっと気がついたのだ。
寝殿造りの屋敷の一室で茵に寝かされていたということに。
(外に)
逃げなきゃ、と混乱したままの脳が囁く。立ち上がろうとして――胸を強く押され、昌浩は再び茵の上に転がった。眼前で大気が揺らめき、一瞬で結像する。顕現したその姿を、押さえこまれた昌浩は呆然と見上げた。
昨夜助けてくれた神将だ。
「逃げるな」
焔とは正反対の冷たい声が、昌浩の頬を打った。
「お前からは聞かねばならないことがある」
昌浩の神経に気配が触れる。探らずともすぐに知れた。陰形した神将が傍らにいるのだ。
――これでは逃げられそうにない。
力が抜ける。こちらが諦めたのを察したのか、神将は手を放した。陰形していた気配がかき消え、遠ざかっていく。
ここは安倍の屋敷だ。よくは覚えていないが、おそらく凌壽と闘った後自分は失神してしまったのだろう。それでこの神将が連れてきてくれたのか。……来たくはなかったのに。
消えた神将は晴明を呼びに行ったのだろうか。となると尋問されるのだろう。先のことを考え、彼は気鬱になった。体力は凌壽のせいですっかり無くなっているし、この戦力に囲まれては脱出は絶望的だ。不幸中の幸いで、怪我はないが――怪我?
ざあっと血の気が引く音が聞こえた。指が震えている。
「あの、」
咄嗟に、側の神将に呼びかけていた。
「夕べ、俺……何かした?」
掠れ声に、赤い神将は盛大に眉間に皺を寄せた。数拍沈黙を挟んで、そっぽを向く。
「桂を一本枯らした」
昌浩は、ゆるゆると息を吐き出し安堵した。よかった。誰も傷つけていない。
体の調子を確かめるため探ってみると、傷はすっかり癒えていた。……いつものとおりだ。喉元の古傷もいつもどおり、慢性的な痛みを訴えている。
ただ、指先で触れた包帯の感触だけが違っていた。
瞬時に、喉が氷を飲み込んだようにひきつれた。唇はもつれ、彼は言葉を発するのに多大な労力を必要とした。
「包帯」
弱弱しい声に神将が振り返る。昌浩は天井を見つめたまま、気配だけでそれを察した。彼を直視することはできなかった。
なのに、あの美しい金の瞳が、布越しに全てを捉えているようだった。
「……代えたの?」
神将は少し黙ってから、ぶっきらぼうに返した。
「汚れている奴を寝かすわけにはいかなかった」
見られたのだ。
きつく瞼を閉じ、唇を噛む。真新しい感触に、感謝の念より羞恥が先に立った。
かけられていた袿に力の限り爪を立てる。だが、いつだって後悔をする暇を運命は与えてはくれない。
今もそうだった。接近するいくつもの気配は、彼を追い立てる猟犬だ。
ずうっと昔から、昌浩は追いかけられて生きている。そうして、それはきっとこの先も変わらない。
常闇の双眸を開き、彼は首を傾けた。
跫音はすぐそこまで迫っていた。