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 土塚先生の
 ドS――――!!!(怒)

 よ……予告編から……「まさか」とは思って……狼狽しまくってたのに……マジで……やりやがった……この人……

・鋼:オレの最愛・アルたんがピーンチ! ヒ、ヒロインポジションktkr
・清杉:「ギャグマンガのなんたるか」がテーマでした
・ハレグゥ:グプタこのまま女の子でいいと思うよ……可愛いし。正直すげー好みだから

 ではマテパ第三章ダイジェスト、~彩光少年~の感想、下からです……ぐああ。

◆絵柄……
 清杉でわかってはいましたけど、ずいぶん可愛くなりましたね……
 (1/Nのゆらぎを引っ張り出す/「清村くんと杉小路くん」を読む)
 なんという変化。あぐり先生の影響なのだろうか。

◆決戦より 三ヶ月後
 TAP マジで負けた

 ……ふ、普通さあ、「最終決戦!」と銘打てるクライマックスの戦いで、主人公……負かすか……? いやわかってる、土塚先生は黄金期ジャンプのノリで、進化した新しい王道少年漫画を描きたいんだってことは。
 でも実際やられると読者のダメージ量半端ねえ!

◆デュデュマが出現し、ついにクードラドールが姿を顕わに
 デュデュマ出現=TAPが負け、星のたまごが奪い去られる事態に追い込まれたということか。TAPが負けたという何よりの証拠でもある。
 クードラドールはまさにドール、人形の姿。頭はクゥの仮面そのもの。

◆メモリア女王の残留思念がグリンの精神に語りかける
 初代女王は大地と一体になって大地の記憶を伝えるために存在していたそうです。なるほど、そういうことならどうやって命七乱月をマスターキィに変換できたのかの説明がつきますね。クライムさんの持っていたマスターキィは、昔誰かが編み出した魔法を女神が大地の記憶から引き出して与えたもの。大地そのものにメモリアさんがいるのなら、存在変換できるわけです。
 メモリアさんの力が尽きて消える、ということは、大地そのものが力を失っているということでしょうか。つまり、大地の守護神であるデュデュマも負けた、と捉えられます。……TAP側、完膚なきまでに負けていますね……。

◆最後の希望、グリン
 「星のたまごを護り大地を救えるのはお前だけ」
 「三大神器…そして暴走したクードラドールを倒し世界を救えるのは…」

 第2章「眠れる城の王子様」の中心人物だったグリン、少し影が薄くなって終わってしまったな、と感じていたのですが……。まさか、グリンは第4章のキーパーソンだったなんて。これはびびった。4章主人公のミカゼと組んで、どのように物語を動かしていくのか大変楽しみです。

◆“魔王の骨”の復活
 グリンはこれから、時の封印を解いて魔王の骨を復活させねばならないそうです。
 さて、魔王の骨。2章終盤で言及されていたこのアイテムは一体何なのでしょう。そして、これは何故封印されているのか?
 “魔王”=デュデュマだとすると、“骨”とはなんでしょう。
 私はこの“骨”を、“中心核”と推理してみたいと思います。
 “魔王の骨”とは、デュデュマの核。そう考えると、星のたまごよりも大きな力を宿すデュデュマ、その核も星のたまごより遙かに強力なのではないでしょうか。デュデュマがクードラドールに負け、核を残したとしたら。封印者はデュデュマ自身ですね。ではメモリア女王は魔王の骨を復活させて、何をさせるのか?
 ここで冒頭を思い返してみましょう。ティトォ・アクア・プリセラ、そして彼らの仲間は三大神器に敗北しました。おそらく、TAPは星のたまご=現在の肉体を奪われたことでしょう。では、彼らの魂はどこに行ってしまったのか?
 “魔王の骨”が、もしより強力な星のたまごだとしたら。敗北したTAPの魂を、魔王の骨に取り込むこと。これがメモリア女王の意図なのではないでしょうか。
 こうなると、TAPはまさに「大魔王」そのものになりますね。

◆クードラドールは暴走中?
 「今」暴走しているのかどうかはわかりません。ですが、「一度」暴走したか、「これから」するのかもしれません。では、どうやってクードラドールは暴走するのか?
 外伝にヒントを求めてみましょう。グリ・ムリ・アの星のデュデュマ的存在だったクードラドールは、星の唯一の生き残りである彼女の前に現れ、彼女の死んだ息子「グリム」の姿になりました。その後、クードラドールはグリムの似姿の「クゥ」としての自我を育て、母であるグリ・ムリ・アに愛情を求めていきます。自分を彼女の子供として見てもらいたいと、深く願うようにもなります。
 けれど、グリ・ムリ・アはデュデュマとクードラドールを入れ替えて、自分の星へとTAP達の住んでいる星を存在変換する気です。存在変換してしまえば、グリ・ムリ・アの元には本物の息子が戻ってきます。クードラドールは、永遠に「グリム」にはなれません。
 もし星の存在変換の段階で、クードラドールが変換を拒否し、全てを滅ぼそうと考えたら。
 クードラドールの暴走とは、そういうことではないでしょうか。

◆女神と大魔王の伝説
 伝説の根幹に、クードラドールを倒すヒントがある。そう言い渡され、グリンはメモリア女王の手によって過去に飛ばされます。おそらく、伝説の時代に。けれどもその前に、ティトォ達の決戦を見せられます。
 ――ティ、ティトォさん達の負けをなすすべなく見せられるグリンが可哀想です……。

 昔書いたかもしれないのですが。
 私はTAP達の住むこの星も、昔グリ・ムリ・アのような宇宙からの来訪者に“存在変換された世界”なのでは、と疑っています。“女神”は宇宙人、もしくは他星の守護神そのもの。この場合はデュデュマですね。そして伝説の中の“大魔王デュデュマ”は、“存在変換される前の世界”の星の守護神なのではないでしょうか。
 長い時を経て伝説は変化し、大魔王の名前がデュデュマになってしまった、と考えれば、不都合は起きないと思います。
 昔起こった星の存在変換が伝説と化したのなら、そこに異星からの侵略者を倒す方法があるかもしれません。

◆TAP+リュシカ衣替え
 プリ姐の衣装可愛くなってる……! はあはあ。太腿! 絶対領域!
 アクアさんは超厚底で背ごまかしてます。これも可愛い系の魔女っ娘スタイル。
 ティっちんは上着と靴。シルエットは変わりませんが模様が追加されています。
 リュシカはついにスカート! ズボン、キュロットときて、ついにスカートです! 黒タイツはいてるけどね!(鉄壁の守り! さすが土塚先生! サービスなんてこれっぽっちも考えないぜ!)髪形もまた変わりました。ヘアバンド付きツーテールって言やあいいのかこれ。最初はちょっと「ええっ」と思ったんですが、慣れてくるとだんだん可愛く見えてきました。うん、可愛いよこれ。

◆TAPの身体
 「バキっていっちゃった」じゃないよー! えーん! あいかわらず自分の身体については扱いが違くて泣けてくるぜ! ホワイトホワイトフレアで治せたからいいけど……アクアさんかプリ姐の時だったら大変だな。手首もげたまんまで存在変換できるんだろうか。
 肉体がもう限界、マジック・パイルもあと一回しか使えないそうです。ええー。その時肉体と魂がどうなってしまうのかもわからないそうです。ええー。
 この時点で主人公をここまで追いつめるか……土塚先生のドS! 鬼畜!

◆アダさんの恐るべき策略
 女神の組織はアダさんあってこそだな……わかってたけど。ブレインって大事。土塚先生、細かい説明ありがとうございます。アダさんはすごいってことがつくづくわかりました。ここまで完璧な悪役も昨今珍しいですね。

◆戦闘時役割分担
 三大神器はTAPの存在変換を自由に操作できるので(8巻参照)サンの五大石の精霊の力が必要。五大石でTAPをサポート、で、サンを守るのが皆と。うーん、上手い役割分担だと思います。正直三大神器にどうやって立ち向かうんだろうと思ってたので、こうやって通常の少年漫画にありがちな無駄を省く先生はすごい。

◆謎アイテム
 龍油とはなんぞや。キーアイテムなのか?

◆万全と見せかけて
 クゥの空間操作でティっちんは一人、ブライクブロイドさんの前に。――作戦、意味ねえ……っ! orz
 くそっ、さすがだぜ先生……!!
 三つ編みにイメチェンしたブライクさんによって、強制的にティトォからプリセラに存在変換。ブライクさんはタイマン勝負をお望みのようです。
 TAPはマジック・パイルをできるだけ温存したいでしょうから、ここはプリ姐一人の力で戦うことになるのでしょうか。そうすると、ついにお腹の結界文字が解かれるかもしれませんね。
 しかし全力プリセラでも、ブライクさんと当たれば苦労するでしょう。もしかろうじて撃破しても、肉体が自壊していくダメージもあるだろうし、そんな状態で変換したら……。
 ブライクさんの次は多分舞響大天ですから、それに勝ってもさらにぼろぼろになるだけ。
 最後にクゥとぶつかるティトォさんは、変換しても身体自体にダメージが蓄積しているでしょう。その状態が、先月6月号予告カットの、あの罅割れ右腕もげティトォさんなんでしょうか……。

◆作者コメント
 またコメントお題に答えてない……フリーダムっすね。
 久しぶりに描くキャラは完全に描き方を忘れているそうです。それでか、ピィゲルに「誰?」とつっこんじゃったよ。見返そうにも引っ越しで単行本も手元にないそうな。あ、引っ越し終わったんですね、お疲れ様です。バンブーが当たったっていうのに前より寒くて家賃の安いところに行ったんですよね? ――それで本当にいいんですか、先生……?
 スクエニ漫画大賞特別審査員、おめでとうございます! 先生の批評楽しみ!



 ついに帰ってきたマテパ本編、もう苦しくて苦しくて仕方がないです。あーっ、早く来月になーれっ!
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おおおおおおわあああああなんていうかもうことばに、ならない...

負けるかも、というか、負けるのかな~って予感があったぶん、なんか、ほんとかなしい...
だが! 信じている! 土塚先生はきっとTAPを救済してくれると!!
姉||2008/06/11(Wed)|Edit
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